piante3

日々の出来事をつぶやいています

ビジネスの基本「5W1H」は、あくまで基本!日常生活でのコミュニケーションでは聴き手のスキルが重要!

こんにちはPiante3です。

今回はちょっと「5W1H」についてのおさらいです。

ビジネスでは相手に何かを伝える時には、基本的に5W1Hで伝えなさい!なんて事よく言われます

「5W1H」で構成された文面は、自分が伝えたい主体となる情報を正確に解りやすく簡潔に伝える事ができるからなのですが

実際のビジネスではセオリー通り5W1Hで伝えない方が話が膨らんで上手くいく場合もあります。

何時でも何処でも5W1Hが良いってわけではありません

要はコミュニケーションをどう取っていくか?って事も重要で、相手が欲しい情報はその場その場の状況によって変わります

同じように日常生活でも、単純に5W1Hで情報が正確に伝われば、それで良いってわけではありません!

例えば同じ文面でも、その場の雰囲気、伝える側の表情、タイミング、イントネーション、またあえて必要な情報を伝えないなど、その時の色んな要素によって伝わり方が違って結果も変わります。

述語だらけの内容や遠まわしな言葉は、様々な状況から推察して理解する必要があり実際にはビジネス、日常生活共に聴き手側にも相当なスキルが求められるのですが・・・

スマートフォンのLINEメッセージ

LINE

これは難解ですよ

前後につながるメッセージは無いです。

いきなり「合計7本お願いします」ってメッセージが入りました

流石にSNSで情報を伝える時にはこれはないですよね・・・

相手に何かを正確に伝える為には5W1Hでお願いします。

「合計7本お願いします」

このメッセージは出張先から帰る朝に入った、妻からの指令なのですが!

何かを7本お願いしたいって事ですよね

とりあえず「了解」って返しましたが、この情報で依頼を完遂できますか?って話です。

7本?何の7本ってなりますよね?

直ぐに電話かけてみると、合計7本は生食パン2斤を7本って事だったのですが

実は今回の出張先は数カ月前、近くに有名な生食パンのお店 があるから買ってこようか?って話した出張先と同じで、その数か月前の話の続きなんですよね

これ、伝える側のエゴで当然相手にも意味が通じているって思っているんです

まぁ確かになんとなく見当は付いていましたが、2斤7本で約6,000円ですからね!間違えて買って帰った時を想像したら、

(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

合計の文字の代わりに せめて2斤 のキーワードは欲しかった

5W1Hとは

事実を簡素に正確に伝える事ができる技法で

下記の頭文字をとった略語ですね5つのW1つのH

  • When・・・(いつ)
  • Where・・・(どこで)
  • Who・・・(誰が)
  • What・・・(何を)
  • Why・・・(なぜ)
  • How・・・(どのようにして)

更に 2つの W2つの H を追加した 7W3H まであります

  • When・・・(いつ)
  • Where・・・(どこで)
  • Who・・・(誰が)
  • What・・・(何を)
  • Why・・・(なぜ)
  • (to) Whom・・・(誰に)
  • with Whom・・・(誰と)
  • How・・・(どのようにして)
  • How many・・・(どのくらいの数)
  • How much・・・(いくらで)

更に「5W3H」「6W2H」「5W2H」「2W1H」とありますが基本はあくまで「5W1H」です。

つまり今回で言うなら

When (今日)Where (有名な生食パンのお店)Who(あなた)What (生食パン)Why (自分と友人の分)How (買う)

2Hを付け加えて5W3Hとするならば

How many(2斤を7つ)How much(¥6,048で)があれば完璧です

実際には「有名な生食パンのお店で生食パン2斤7本買ってきて」でも十分わかりますね

で!「5W1H」ボスの見解は?

ボス曰く「合計7本お願いします」には5W1Hの要素はちゃんと含まれているらしい。

こんな短い文面の何処に?って思いますが・・・理由を聞くとなるほどなって思えてくるから不思議!でもかなり難解で斜め上を行く見解が必要です

妻曰く

  • When (帰ってくる日の朝のLINEだから「今日」でしょ)
  • Where (最近の話題で7本といったら生食パンの事で生食パンのお店っていったら出張先にある「有名なお店」でしょ)
  • Who(LINEで送ってるんだから「あなた」でしょ)
  • What (最近の話題で7本といったら「生食パン」でしょ)
  • Why (合計って書いてるから「自分と友人の分」でしょ)
  • How (お願いしますだから「買って帰る」でしょ)

って事で必要なキーワードと情報はこれで十分らしい

つまり一を聞いて十を知る、推察力と直観力が必要

よく夫婦は「あ」といえば「うん」と、あうんの呼吸で理解出来るって言いますが、今回なら7本と言ったら生食パンなのか?

メッセージがなくとも、いつもお世話になっている人にこの前話した有名店の生食パン7本お土産に買って帰るのが正解なのか?

実際の日常生活(夫婦生活)では伝える側より伝えられる側のスキルが需要だと思い知らされました。

いやビジネスでも読解力、聴く力のほうが実務では重要かも

「あ」といえば「うん」その領域に達するには まだまだ精進が必要です